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野口聡一さん 宇宙から新年のあいさつ

2010年1月1日 0:20

 日本人として最長となる5か月もの宇宙滞在をスタートさせた野口聡一さんが、正月の飾り付けをした国際宇宙ステーション(ISS)から新年のあいさつと意気込みを語った。

 野口さん「新年明けましておめでとうございます。地上から約400キロ離れた国際宇宙ステーションで、初めて日本人として年明けを迎えました。長期滞在が始まったばかりですが、コンディショニング(体調管理)を大事にして頑張りたい」

 野口さんは宇宙に滞在中、日本の実験棟「きぼう」でのさまざまな科学実験やロボットアームの組み立て作業などを行っていて、「日本の皆さんもぜひ応援してください」と意気込みを語った。

 また、打ち上げ前には「日本人の季節感を宇宙に持っていきたい」と語っていた野口さんは、早速、「きぼう」の中に羽子板と羽根を飾り、正月ムードを演出していた。