政府は、大地震に見舞われたカリブ海の島国・ハイチでの医療活動を支援するため、国際緊急援助隊医療チームを１６日に派遣することを決定した。

　これは、岡田外相が１５日の会見で明らかにしたもの。医療チームは、ＪＩＣＡ（＝国際協力機構）に登録している医療関係者、外務省職員、ＪＩＣＡ職員で構成され、約２０人が現地での医療活動を支援することになる。一行は１６日に成田空港からアメリカ・フロリダ州マイアミに向けて出発し、その後、現地の治安状況などを確認した上で、早ければ１７日にハイチに入る予定。

　マイアミからハイチまでは、たまたまアメリカで訓練中だった自衛隊のＣ１３０輸送機を使って移動することにしている。