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小沢氏の責任問う声、党内で急速に広がる

2010年2月1日 16:48
小沢氏の責任問う声、党内で急速に広がる

 元秘書ら側近3人が逮捕された民主党・小沢幹事長をめぐり、党内では、小沢氏の政治責任を問う声が急速に広がりつつある。

 枝野元政調会長は先月31日に引き続き、1日朝も、「政権の中枢幹部としては、刑事事件の結果、結論いかんにかかわらず、国民の皆様から今受けている不信というもの、その不信を払しょくするか、払しょくができないのであればしかるべきケジメをつけていただく」と述べ、国民が説明に納得しなければ小沢氏は幹事長を辞任すべきとの考えを強調した。

 これに対して、小沢氏の側近は「事態も変わっていないし、結論も出ていないのに、何でアレコレ言うのか」と反発を強めており、今後、小沢氏の進退をめぐって党内対立が激しくなることも予想される。