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日本移住に向け、ミャンマー難民の面接開始

2010年2月3日 8:45

 タイのキャンプで暮らすミャンマー難民が日本に移住するための面接が始まった。

 初日の2日は3家族、計14人が日本政府の担当者による面接を受けた。9月に予定される来日に向けて選ばれるのは30人。すでに数万人単位の難民を受け入れている欧米各国に比べて少ないとの指摘もあるが、担当者は「最初のケースとして目の届く適切な数だ」と話している。

 ただ、面接を受ける難民には、日本語や日本での生活についての知識はほとんどない。事前の説明会でも日本での生活や就職について不安視する声が上がっていて、教育や仕事の面でのサポート体制をどこまで充実させることができるかが成功の鍵になりそうだ。