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全日空 部品の点検せず1年間運航

2010年2月17日 22:27
全日空 部品の点検せず1年間運航

 「全日空」は17日、一部の機体で最大1年間、部品の定期的な点検をしないまま運航を続けていたと発表した。

 全日空によると、北海道の路線などで運航している「ボンバルディア」製の「DHC8-Q300」型機で、最大で1年の間、義務づけられていたプロペラの部品の点検や交換をしていなかった。部品を交換しないままだと、飛行中に機体が揺れるなどの影響があるという。全日空は、部品を交換するため、19日までに北海道・丘珠~函館便や東京・羽田~三宅島便など、計10便の欠航を決めている。

 全日空は08年11月にも義務づけられていた点検を怠り、欠航便を出すトラブルを起こしていた。