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ツタンカーメン、マラリアに感染して死亡か

2010年2月17日 16:56

 黄金のマスクで知られる古代エジプトの王・ツタンカーメンが、マラリアに感染して死亡した可能性が高いことがエジプトの調査チームによって明らかになった。

 約3300年前に19歳の若さで死亡したツタンカーメンの死因については、他殺など様々な説があり、古代エジプト最大の謎の一つとされてきた。今回、エジプトの調査チームがツタンカーメンのミイラなどを精密調査した結果、足の骨折とマラリアの合併症により死亡した可能性が高いことがわかった。

 また、DNA鑑定などによると、ツタンカーメンの父と母はきょうだいで、近親結婚によって生まれた可能性が高いという。