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自衛隊 美術館のガレキ撤去作業を開始

2010年2月23日 11:13

 ハイチでPKO(=国連平和維持活動)に参加している自衛隊は22日、現地入り後初めてとなるガレキ除去作業を開始した。

 自衛隊は22日、ブラジル軍と共同で首都・ポルトープランスにあるナデール美術館のガレキ撤去作業を開始した。自衛隊はこれまで、国連敷地内の整地などを行っていたが、町中でのガレキ除去作業は初めて。美術館は3階建てだったが、地震で1階部分が完全に崩れており、約3000点の美術品が今もガレキの下敷きになっているという。

 作業は日本から運んできたショベルカーを使って行われ、来月6日ごろまで続けられる予定。