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女子学生にセクハラ 東大准教授を諭旨解雇

2010年3月15日 14:52
女子学生にセクハラ 東大准教授を諭旨解雇

 女子学生にセクハラをしていたとして、東京大学は15日、30歳代の男性准教授を諭旨解雇したと発表した。

 東京大学によると、この准教授は06年から07年にかけて、女子学生の体を触ったり、性的な内容のメールを10通以上送ったりしていたという。女子学生2人がセクハラの被害に遭ったとして学内のハラスメント防止委員会に申し出たため、大学が調査を行い、15日、准教授を諭旨解雇とする懲戒処分を発表した。准教授は大学の調査に対し、大筋でセクハラを認めたが、「一部違うところがある」などと話しているという。

 東京大学は「本学教員としてあるまじき行為で、決して許されるものではなく、厳正な処分をした」とコメントしている。