京都大学で２４日、卒業式が行われた。京都大学の卒業式は、一部の卒業生が奇抜な衣装で出席することで知られており、今年も思い思いの衣装を身に着けた卒業生がパフォーマンスを繰り広げた。

　卒業式は午前１０時に始まり、１０学部の２７５２人が出席した。スーツ姿や晴れ着姿の卒業生に交じり、バンクーバーオリンピックで話題になったスノーボードの国母和宏選手の服装をまねた衣装など、思い思いのコスチュームに身を包んだ卒業生がパフォーマンスを繰り広げ、式を盛り上げた。

　この日の京都市内は肌寒く、あいにくの雨もようだったが、卒業生らは門出を祝う言葉を贈られ、晴れやかな笑顔で記念写真を撮るなどし、思い出の詰まった学びやを後にした。