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首相の言葉は誰も信じられない~自民幹事長

2010年3月30日 18:25
首相の言葉は誰も信じられない~自民幹事長

 アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設先をめぐり、今月中に政府案を一本化するとの発言を29日夜に修正した鳩山首相は、30日朝も「数日ずれることは大きな話ではない」と釈明した。これに対し、自民党・大島幹事長は「(鳩山)首相の言葉は誰も信じられなくなっている」と批判した。

 鳩山首相は、5月末の最終決着に向けて「一日一日頑張っている」と理解を求めた。また、平野官房長官は、鳩山首相はぶれていないと強調した。

 これに対して、大島幹事長は「日替わりメニューみたいな形で話す姿を見ると、自民党のみならず、国民から見ても(鳩山)首相の言葉は誰も信じられなくなっていると。リーダーとして失格ではないかと申し上げたい」と厳しく批判した。

 こうした中、与党の社民党、国民新党は30日、政府が検討している勝連半島(沖縄・うるま市)沖埋め立て案に反対することで一致した。両党は一両日中に首相官邸に平野官房長官を訪ね、勝連半島沖埋め立て案の撤回を求める方針。