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休暇分散化 小中学校で試験的に実施へ

2010年3月31日 9:39
休暇分散化 小中学校で試験的に実施へ

 観光庁は30日、今年の春と秋に学校の休みをずらして連休をつくる取り組みを試験的に行うことを決めた。

 実施されるのは、東京・荒川区や福岡市など8つの自治体の小中学校で、このうち三重・亀山市内のすべての小中学校で4月30日を休みにすることで、ゴールデンウイークと合わせて7連休にするほか、静岡・島田市では一部の学校で10月8日を休みにしてハッピーマンデーと合わせて4連休とする。

 観光庁は現在、春と秋に長期連休を設け、地域ごとに取得する休暇分散化を議論している。今回の試験的な取り組みでは、親の有給休暇取得を促して家族との時間を増やし、休日が集中しない時期に家族の過ごし方がどう変わるかなどを見ていくことにしている。