政府の成長戦略の一つとして重視されている観光について、観光庁は８日、外国からの観光客を増やす日本の顔として、人気アイドルグループ「嵐」を、「観光立国ナビゲーター」に起用した。嵐は国を挙げた取り組みにボランティアで協力する。

　観光庁は、中国や韓国などの東アジア諸国を重点市場と位置づけていて、現地でも人気のある嵐をテレビＣＭなどの観光キャンペーンで起用して、日本への関心を高めたいと期待している。

　観光庁は先日、「Ｊａｐａｎ．Ｅｎｄｌｅｓｓ　Ｄｉｓｃｏｖｅｒｙ．（尽きることのない感動に出会える国、日本）」という新しい観光キャッチフレーズを公表したが、嵐を起用して１３年までに日本を訪れる外国人を１５００万人にすることを目指している。