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子宮の日 子宮頸がんワクチン接種と検診を

2010年4月9日 15:14
子宮の日 子宮頸がんワクチン接種と検診を

 4月9日は「子宮の日」。子宮頸(けい)がんを防ごうと、ワクチン接種や検診を勧めるパンフレットが全国で配られた。

 東京・港区では、子宮頸がんの予防啓発活動をしているNPO(=非営利組織)法人「子宮頸がんを考える市民の会」のメンバーが、ワクチンの接種や検診を呼びかけた。実際に細胞を検査している技師は「若い女性にがんが見つかる例が増えている」として、「若い女性にも子宮頸がんへの関心を持ってほしい」と話した。

 子宮頸がんを防ぐワクチンは、去年12月から国内の医療機関でも接種できるようになったが、約5万円の費用は自己負担で、一部の自治体では助成の拡大や国の補助を求める声が上がっている。