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脳脊髄液減少症の保険適用、患者らが訴え

2010年4月13日 3:03
脳脊髄液減少症の保険適用、患者らが訴え

 交通事故などの強い衝撃で脳と脊髄(せきずい)の周りの髄液が漏れだし、激しい頭痛やめまいなどが続く脳脊髄液減少症に苦しむ患者らが12日、厚労省を訪れた。患者らは長妻厚労相に10万人以上の署名を手渡し、「早く病気として認め、保険がきくようにしてほしい」と訴えた。

 国が病気として認めていないため、治療に保険が適用されず、事前の検査にも保険がきかない自治体もある。長妻厚労相は「検査は保険の対象となることを周知徹底する」などと応えた。