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日本で“口蹄疫”NYから「和牛」消えた?

2010年4月29日 11:36
日本で“口蹄疫”NYから「和牛」消えた?

 日本で口蹄(こうてい)疫に感染した疑いのある牛が見つかり、日本政府が牛肉の輸出を停止したことを受けて、アメリカ・ニューヨークにあるレストランのメニューにも影響が出始めている。

 宮崎県で口蹄疫に感染した疑いのある牛が見つかったことを受け、農水省は現在、牛肉の輸出を一時停止する措置を取っている。このため海外では、在庫がなくなれば、しばらく日本産の牛肉が入手できなくなる。

 ニューヨークのある精肉供給業者は、市内の高級レストランなどに出荷しており、顧客から在庫の問い合わせがあったという。しかし、アメリカの輸入牛肉に占める日本産牛肉の割合は少なく、レストランでの価格も高額で日々提供される量も限られているため、大打撃とまではいっていないのが現状のようだ。

 日本産牛肉の輸出が再開されるのは、少なくとも3か月以上先になる。