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社民、連立離脱不可避か 午後に最終結論へ

2010年5月30日 12:58
社民、連立離脱不可避か 午後に最終結論へ

 アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題をめぐり、福島党首が閣僚を罷免された社民党は、30日午前から党本部に幹部らが集まり、今後の対応について協議した。しかし、連立離脱は避けられない状況となっている。

 社民党内にはこれまで、普天間基地問題をめぐって連立離脱派と維持派がいたが、現在は「党首のクビを切った鳩山内閣にとどまるわけにはいかない」という意見が大勢を占めており、連立離脱は避けられない状況となっている。福島党首は常任幹事会で「社民党にとって、まさに正念場の大事な時を迎えました。気持ちを一つにして頑張り合っていきたい」と述べた。

 社民党は、30日午後に全国の地方組織の幹事長を集めて意見を聞いた上で、最終的に結論を出すことにしている。