開幕まで1週間 W杯トロフィーお披露目
「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ」の開幕まであと1週間となった。現地では4日、優勝チームに贈られるトロフィーがお披露目され、歓迎ムードが高まっている。
黄金のトロフィーはヨハネスブルク近郊の旧黒人居住区ソウェトで公開され、大勢の住民が一目見ようと詰め掛けた。また、ヨハネスブルク空港では巨大なサッカーボールの飾りつけが行われ、歓迎ムードが高まっている。
この盛り上がりに一役買っているのが、今大会にあわせて考え出された「ディスキーダンス」。サッカーの動きと南アフリカ伝統のダンスを融合させたもので、地元の小学生たちもすでにマスターしている。大会期間中は会場などで披露される予定だ。
応援グッズを販売する店を訪ねると、現地のサッカー観戦に欠かせないラッパの中には日本の国旗が描かれたものがあったが、書かれている文字は「オシムジャパン」で、日本代表の知名度は今一つの様子だった。日本代表は6日にはキャンプ地であるジョージに到着する予定で、今後の盛り上がりが期待される。