宮崎・都城市で、家畜伝染病・口蹄疫（こうていえき）に感染した疑いがある牛が見つかった。畜産の盛んな新たな地域での疑い例となる。

　都城市の農場で、肉牛３頭によだれや水ぶくれなどの口蹄疫に似た症状が確認された。詳しい検査結果は出ていないが、農水省は感染しているとみて、同じ牛舎で飼育されている牛も含めて９頭を９日のうちに処分するよう指示した。

　現在、遺伝子検査を行っている３頭の感染が判明すれば、同じ農場の２４１頭も１０日のうちに殺処分される方針。