「沖縄・慰霊の日」式典に菅首相も出席
23日は沖縄戦が終結してから65年目となる「慰霊の日」。沖縄・糸満市で開かれた戦没者追悼式典には、菅首相も出席した。
式典のあいさつで、沖縄・仲井真県知事と菅首相は、基地問題について触れた。
仲井真知事「基地負担の軽減、そして普天間飛行場の危険性の除去を早急に実現することは、沖縄だけの問題ではなく、国民全体が等しく取り組むべき課題であると考えております」
菅首相「沖縄のご負担がアジア太平洋地域の平和と安定につながってきたことについて、率直にお礼の気持ちを表させていただきたい」
菅首相はこの後、沖縄・那覇市で仲井真知事との会談に臨む。犠牲者への祈りをささげる慰霊の日に、基地の負担にお礼をするという菅首相の言葉に違和感のある県民もいて、普天間問題をどう話し合うのか注目される。