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山陽新幹線が一部運転見合わせ、再開は不明

2010年7月22日 12:15
山陽新幹線が一部運転見合わせ、再開は不明

 神戸市須磨区にある山陽新幹線のトンネル内で22日未明、点検用車両同士が衝突して脱線する事故があり、22日午前11時現在も新大阪~姫路で上下線ともに運転を見合わせている。「JR西日本」は運転再開の見通しについて、今のところわからないと説明している。

 22日午前4時20分ごろ、山陽新幹線の須磨トンネル内で、レールなどの保守を行う点検車両2台が衝突し、追突した車両が前の車両に乗り上げる形で脱線した。このため、山陽新幹線は新大阪~岡山で始発から上下線とも運転できない状態となり、22日午前11時現在も新大阪~姫路で運転を見合わせている。

 JRなどによると、追突車両は時速約30キロから約40キロで作業をしていて、自動的にブレーキがかかる装置がついていたが、追突を避けられなかったという。

 この事故で、東京方面や博多方面に向かう列車に運休や遅れが出ていて、混乱が続いている。