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北海道・後志地方、観測史上1位の大雨

2010年7月29日 18:23
北海道・後志地方、観測史上1位の大雨

 湿った空気や上空の気圧の谷の影響で、29日は各地で大雨となった。北海道では明け方から激しい雨が降り、日本海側を中心に大雨となっている。24時間の雨量は後志地方の美国で171.0ミリ、神恵内で167.5ミリに達し、それぞれ観測史上1位を記録した。

 この後も東日本や北日本には活発な雨雲がかかり、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。30日夕方までに予想される雨量は、いずれも多い所で、北海道、東北、東海地方で150ミリとなっている。土砂災害や河川の増水などに厳重な警戒が必要。