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民主党、代表選めぐる動きが活発化

2010年8月4日 1:56
民主党、代表選めぐる動きが活発化

 来月14日の民主党代表選挙をにらみ、党内の各グループによる候補者擁立に向けた動きが活発化してきている。川端達夫文科相を中心とするグループが独自候補を擁立する方針を決め、来週中にも候補者を決定する意向。

 3日に会合を開いた旧民社党系のグループは、代表選に独自候補を擁立する方針を決め、来週中には候補者を決定したいとしている。グループには川端文科相ら菅政権の閣僚も所属している。

 一方、前回の代表選で菅直人首相と戦った樽床伸二国対委員長も3日夜、親しい議員ら約20人と会合を開いた。会合では、今月中に社会保障や成長戦略をテーマに勉強会を立ち上げること、代表選では結束して行動していくことを確認した。

 このほか、代表選出馬に含みを持たせている海江田万里議員も勉強会を開き、議員50人以上が集まった。

 また、小沢一郎前幹事長と近い山岡賢次副代表が自宅で開いた会合には、1年生議員を中心に約20人が集まった。