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広島で65回目の「原爆の日」

2010年8月6日 7:45
広島で65回目の「原爆の日」

 広島は6日、65回目の「原爆の日」を迎え、午前8時からは平和記念式典が行われる。

 式典の開かれる平和記念公園には、夜明け前から多くの人が訪れている。式典には、国連トップとして初めて潘基文事務総長が参列するほか、核保有国のアメリカとイギリス、フランスの代表も初めて参列する。海外から過去最多となる74か国の代表を迎え、式典ではまず、この一年で死亡が確認された5501人の名簿が慰霊碑に奉納される。

 被爆者の平均年齢は76.7歳。広島市・秋葉忠利市長は、平和宣言で老いた被爆者の思いを広島弁で代弁し、日本政府には非核三原則の法制化などを求める。

 広島は6日、深い祈りに包まれる。