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ロシアでスモッグ、米国が渡航自粛呼びかけ

2010年8月8日 19:58

 ロシア・モスクワでは森林火災が続いており、スモッグで市民生活に深刻な影響が出ている。アメリカなど数か国では、ロシアへの渡航を自粛するよう政府が呼びかけている。

 ロシア当局によると、先月から続いている森林火災などによるスモッグで、大気汚染の基準値が通常の6倍に達した。このため、健康被害が懸念され、ガスマスクを着用する市民の姿も見られる。

 こうした事態を受け、アメリカの国務省は6日、アメリカ国民に対し、9月5日までロシアへの渡航を自粛するよう呼びかけた。また、イギリスのメディアによると、イタリアやドイツなどもロシアへの渡航延期を促している。