中国政府が中国人の海外旅行の業務について、日本の旅行会社も扱えるよう、今年中に法律を改正する方針であることがわかった。

　これは、中国を訪問している前原国交相が現地時間２１日、中国・邵キ偉国家観光局長との会談の後で明らかにしたもの。

　旅行プランの提案など、中国での中国人向けの海外旅行に関する業務を開放することは日本側が強く求めていた。政府は、海外から日本を訪れる外国人の数を１６年までに年間２０００万人にしたい考えだが、このうち６００万人を中国人と想定している。

　今年中に旅行業務が開放されれば、目標の達成に向けた弾みになりそうだ。

★邵キ偉の「キ」は王へんに「其」