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米軍のゴルフ場跡地から大量の砲弾 沖縄

2010年9月10日 22:35
米軍のゴルフ場跡地から大量の砲弾 沖縄

 日本側に返還された沖縄県のアメリカ軍専用ゴルフ場の跡地から、約2500発の砲弾などが見つかった。

 砲弾などが見つかったのは、北中城村にあるアメリカ軍泡瀬ゴルフ場の跡地。沖縄防衛局によると、8月、不発弾の磁気探査を委託された業者が砲弾などが埋まっているのを見つけ、10日までに、ゴルフ場跡地全体で約2500発の砲弾や銃弾などが見つかった。自衛隊が回収作業を続けている。多くが太平洋戦争中にアメリカ軍が所持していたものとみられている。

 ゴルフ場跡地は7月末に日本側に返還され、ショッピングセンターが建設される予定になっている。沖縄県では、返還されたアメリカ軍用地から汚染物質などが見つかるケースが相次いでいて、跡地利用の障害となっている。