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コーラン焼却中止も、地元住民は牧師批判

2010年9月12日 13:19

 アメリカ同時多発テロの起きた11日にイスラム教の聖典・コーランを燃やす計画を立て、騒動をひき起こしたアメリカ・フロリダ州の教会のジョーンズ牧師は11日朝、結局、計画を中止すると発表したが、教会周辺には地元住民ら数百人が集まり、ジョーンズ牧師への批判を口々に叫んだ。

 教会周辺では襲撃を警戒して検問が行われるなど、厳重な警備態勢が敷かれた。

 オバマ大統領までも巻き込んだ今回の騒動に、メディアからは「敵はテロリストではなく、国内の愚か者だ」などとジョーンズ牧師を批判する声が相次いでいる。