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ドイツで日本人5人重軽傷 バス突っ込む

2010年9月15日 14:43

 ドイツ南部の観光地で14日、日本人ツアーの列にバスが突っ込む事故があり、ツアー客と添乗員計5人が重軽傷を負っている。

 事故があったのは、ドイツ南部・バイエルン州ホーエンシュバンガウ村にあるノイシュバンシュタイン城。14日午後4時ごろ(日本時間14日午後11時ごろ)、「日本旅行」が主催するツアーでノイシュバンシュタイン城を観光していた日本人22人と添乗員1人に現地のバスが突っ込んだ。この事故でツアー客の女性2人と添乗員の男性1人が肋骨(ろっこつ)を折る重傷、ツアー客の男女2人も軽いケガをしているが、命に別条はないという。

 現地の警察は事故の原因について、「日本人観光客がバスから下車した後、バスが方向転換をしようとした。その際、バスが日本人観光客と接触し、5人が壁に押しつけられる形になった」と話している。警察は15日にも、運転手の男性(68)から事故当時の状況を聴くことにしている。