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警視庁 地下鉄駅構内で爆発物テロ対策訓練

2010年9月23日 21:45
警視庁 地下鉄駅構内で爆発物テロ対策訓練

 今年11月に横浜市で開催されるAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議に向けて警視庁は23日、地下鉄の駅で不審物が見つかったとの想定でテロ対策訓練を行った。

 訓練は、「東京メトロ」半蔵門線・住吉駅(東京・江東区)の構内で、警戒中の民間警備犬が不審物を発見したとの想定で行われた。遠隔式ロボットで不審物を移動させ、金属探知器などによって爆発物であると確認されると、警視庁の爆発物処理班らが爆発の衝撃を抑える特殊な服で爆発物を撤去した。

 警視庁深川署・竹下裕康署長は「APEC首脳会議に向けて、警視庁一体となって地域と連携しながら警備に臨む」と話した。