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台湾北東部で記録的豪雨、約400人が孤立

2010年10月22日 15:37

 南シナ海を北上する台風13号の影響で、台湾では記録的豪雨となっている。

 強い台風13号の影響で、台湾北東部では21日、一日の降水量が観測史上最多となる1000ミリを超える豪雨となった。この豪雨による土砂崩れで道路が寸断され、観光客ら約400人が孤立し、ヘリコプターによる救助を待っている。これまでに大きなケガをした人はいないという。一方、市街地では道路が冠水するなどの被害が出ており、レスキュー隊が身動きが取れなくなった住民の救助にあたった。

 台風13号は台湾の西側の海上をゆっくりと北上中で、当局は今後、さらなる土砂崩れなどの危険性があるとして、警戒を呼びかけている。