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「2つ覚えれば…」法相発言めぐり審議中断

2010年11月16日 20:32
「2つ覚えれば…」法相発言めぐり審議中断

 16日、柳田稔法相の地元会合での発言をめぐって衆議院法務委員会の審議がストップし、柳田法相が陳謝する場面があった。

 柳田法相は14日、広島市内で開かれた会合で、「細かいことはいいんですね。(答弁は)2つ覚えればいいんですから。『個別の事案については、お答えを差し控えます』と。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。わからなかったら、これを言う。あとは『法と証拠に基づいて適切にやっております』と。この2つなんです。まあ何回使ったことか」と述べた。

 これに対し、自民党・小泉進次郎衆議院議員は「すごい発言をしたと思いますね。もし、それで法相ができるなら、法相はロボットでいいですね。その2つだけずっと繰り返していればいいんだから」と述べた。

 自民党は「国会や国民を軽視している」として強く反発しており、問題発言として尾を引きそうだ。