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野党7党、北朝鮮砲撃事件の集中審議を要求

2010年11月24日 17:59
野党7党、北朝鮮砲撃事件の集中審議を要求

 自民党など野党7党の国対委員長は24日、北朝鮮による砲撃事件について、25日に衆参両院で集中審議を行うよう民主党に申し入れた。

 野党7党の国対委員長は24日、民主党・鉢呂国対委員長に対して、衆参両院での集中審議のほか、北朝鮮を非難する国会決議を行うよう要請した。これに対して鉢呂国対委員長は、国会決議については「前向きに検討する」と応えたものの、集中審議については明確な回答を避けた。

 こうした中、自民党は臨時役員会を開き、今年度補正予算案への対応を協議した。この中で、公明党が24日の参議院予算委員会の理事懇談会で週内の採決を求めたことから、「来年の通常国会が主戦場で、公明党との野党共闘を大事にすべきだ」との意見が出された。そのため、25日の集中審議や民主党・小沢元代表の国会招致などについて民主党側から前向きな回答があれば、仙谷官房長官らへの問責決議案の提出は先送りし、26日にも今年度補正予算案の採決に応じる方向となった。