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師走の恒例行事…京都・西本願寺のすす払い

2010年12月20日 23:36
師走の恒例行事…京都・西本願寺のすす払い

 京都市下京区の西本願寺で、この一年のホコリを払うすす払いの行事が行われた。

 西本願寺で行われるすす払いは、500年前から続く師走の恒例行事で、一年を無事に過ごせた感謝の意味がこめられている。

 午前7時、大谷光真門主が長さ4メートルのホウキを振って合図をすると、白いマスクをした約700人の僧侶や門徒たちが一斉に畳を竹の棒でたたいていく。舞い上がったホコリは巨大なうちわでお堂の外に出され、清められた阿弥陀(あみだ)堂や御影堂は、新年に向けた準備が整った。