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ジブチ大統領、日本の海賊対策を評価

2010年12月21日 23:16

 アフリカ・ソマリア沖の海賊対策の拠点として、日本が護衛艦部隊と航空部隊を派遣しているジブチ。来日中のゲレ大統領が21日、東京都内で日本テレビの単独インタビューに応じ、日本を含む国際社会の海賊対策を評価した。

 ゲレ大統領は21日、日本テレビの単独インタビューに対し、日本が去年からジブチを拠点としてソマリア沖の海賊対策に取り組んでいることを高く評価した。その上で、日本が望めば、自衛隊の派遣が長期化することも歓迎する意向を示し、今後も治安や安全対策に関する協力は惜しまないと明言した。

 ゲレ大統領は、20日に行われた菅首相との首脳会談でも、自衛隊の活動に今後も協力することを約束している。

 また、ゲレ大統領は、海賊問題の解決には、無政府状態が続くソマリアの安定化が必要だとして、現在、日本の支援を受けて、ソマリアの治安部隊の訓練施設を建設中であることを明らかにした。