11月の訪日中国人、前年比15.9%減

沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件の影響で、11月に日本を訪れた中国人の数は、前年同月より大幅に減ったことがわかった。
日本政府観光局によると、11月に日本を訪れた中国人は約6万8500人で、前年同月比15.9%減となった。9月初めに起きた中国漁船衝突事件の影響が本格化したためとみられる。
一方、羽田空港の国際化や、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議が開かれたことなどから、日本を訪れた外国人は全体で約63万5000人で、前年同月比12.4%増となった。