牛丼チェーン各社が１１日から一斉に期間限定の値引きキャンペーンを行う。牛丼一杯が「すき家」は２５０円、「吉野家」は２７０円、「松屋」は２４０円となる。

　牛丼チェーンの老舗・吉野家は、１１日から１７日まで、通常３８０円の牛丼（並盛）を、一部店舗を除いて２７０円で販売する。

　業界最大手のすき家は、１１日から１７日まで、通常２８０円の牛丼（並盛）を、全国１５３０店舗で２５０円で販売する。

　また、松屋は、全国の店舗で１１日から１７日まで、通常３２０円の牛めし（並）を大手３社で最も安い２４０円で販売する。

　各社とも期間をそろえて値引きをした形で、ライバル社を強く意識した内容となっている。年明け早々にしのぎを削る牛丼の価格競争だが、今年も熾烈（しれつ）な争いは続きそうだ。