ハイチ大地震から1年 大聖堂で追悼ミサ
31万人以上が犠牲になったハイチ大地震からちょうど1年にあたる12日、現地では犠牲者を悼む追悼式典が行われた。
地震で倒壊した首都・ポルトープランスの大聖堂には、数千人が集まり、追悼ミサが行われた。1年前に起きたマグニチュード7.0の地震では、ハイチ政府によると、31万人以上が死亡、約81万人が今もテントで暮らしている。
また、コレラの流行や大統領選挙をめぐる混乱で、本格的なハイチの復興には長い時間がかかるとみられている。復興の遅れに対する不満は高く、12日も一部の市民が政府や国連を批判するデモを行った。