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豊漁と豊作を祈願し、寒中みそぎ 北海道

2011年1月15日 20:32
豊漁と豊作を祈願し、寒中みそぎ 北海道

 身を切るような寒さの中、北海道南部・木古内町で、今年一年の豊漁と豊作を祈願する恒例の「寒中みそぎ」が行われた。

 寒中みそぎは木古内町の佐女川神社に伝わる4つのご神体を海水で清める伝統の神事で、1831年から続いている。13日から神社で昼夜を問わず水をかぶり、体を鍛錬してきた4人の若者が15日、下帯一つでご神体を抱えて海に飛び込んだ。

 木古内町の15日の最高気温は氷点下3.5℃。身を切るような寒さだったが、4人は無事にご神体を清め、今年一年の豊漁と豊作を祈願した。