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寒気は1月末がピーク、2月以降は平年並み

2011年1月25日 17:58

 気象庁は25日、2月から4月までの3か月予報を発表した。大雪や記録的な寒さをもたらせた寒気は1月末がピークで、2月以降は平年並みの季節変化になるという。

 3か月予報によると、全国的に続いていた記録的な低温傾向は2月以降収まり、平年並みの気温に戻りそうだという。さらに、日本海側の各地に大雪をもたらせた強い寒気も今月末をピークに弱まる見込みで、雪の量も平年並みか、やや少なくなる見込み。一方で太平洋側は晴れて、乾燥した日が続いているが、雨や雪を降らせる南岸低気圧の活動が低調なため、3月頃までは晴れの空気の乾いた状態が続きそうだ。

 春の訪れが早いという去年12月の予報より気温の予想が平年並みに変更されたことから、今年の春の訪れは平年通りになるという。また、沖縄・奄美地方は、現在発生しているラニーニャ現象の影響を受けて暖かい空気が入りづらく、この後も気温が低く、曇りや雨の日が多くなりそうだ。