来年度以降、全国２８５の駅で転落事故を防ぐためのホームドアを新たに設置する計画があることが、国交省が全国の鉄道会社に行った調査で明らかになった。

　現在、ホームドアがある約５００の駅に加え、ＪＲ山手線の全ての駅など新たに全国２８５の駅で、来年度以降、設置が計画されているという。駅のホームでは今年１月、東京・目白駅で目の不自由な男性が転落し、電車にはねられて死亡するなど事故が相次いでいる。

　このため、国交省は９日、これまで鉄道会社の判断に任せてきたホームドアの設置基準について検討する会議を開く。