北朝鮮 核実験場で地下トンネル掘削
北朝鮮が過去2回、核実験を行った北東部の実験場で、新たにトンネルを掘り進めていることがわかった。韓国政府などは、新たな核実験の準備の可能性もあるとみて、状況を注視している。
韓国政府の関係者によると、北朝鮮は北東部・豊渓里で地下トンネルを掘り進めている。早ければ2か月から3か月後には完成し、核実験に使える状態になる可能性があるという。また、実験場周辺では、人や装備の動きが継続して捉えられている。
「北朝鮮には、アメリカや韓国に核実験の準備が進んでいることを誇示し、対話の場に引き出す狙いがある」とこの関係者は分析している。