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海岸にイルカ52頭、30頭死ぬ 茨城

2011年3月5日 19:15
海岸にイルカ52頭、30頭死ぬ 茨城

 4日夜、茨城・鹿嶋市の下津海岸に、イルカの仲間のカズハゴンドウ52頭が打ち上げられているのが見つかった。22頭は海に戻されたが、30頭は死んだという。

 5日朝からは、地元住民やサーファーら約100人が、体が乾かないように水をかけるなどしながら救出活動にあたった。52頭のうち、22頭はトラックで外海近くに運ばれ、海に戻されたが、なかなか沖に出られず、再び浜辺に打ち上げられる姿も見られた。また、死んだ30頭は海岸に埋められた。

 大洗水族館によると、餌を追いかけるなど何らかの原因で遠浅に迷い込み、方向感覚を失った可能性があるという。