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ガソリン145.5円、2年4か月ぶり高値

2011年3月9日 21:17
ガソリン145.5円、2年4か月ぶり高値

 北アフリカや中東の情勢を受けて、ガソリンの価格が上昇を続けている。店頭価格は全国平均で145円を超え、約2年4か月ぶりの高値となった。

 石油情報センターが9日に発表した7日時点のレギュラーガソリンの店頭価格は、全国平均で1リットルあたり145円50銭だった。前週に比べて6円50銭値上がりしていて、約2年4か月ぶりの高値を記録している。

 リビアや中東などの政情不安を受けて原油価格の高騰が続いていて、ガソリンの卸売価格も上昇していることが要因。石油情報センターは、原油価格は今後も高い状態が続くとみている。このため、引き続きガソリン価格が上昇する見通しである他、石油を使用した製品やサービスの店頭価格への影響も懸念されている。