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3号機爆発、原子炉の安全は維持~保安院

2011年3月14日 13:08

 福島第一原子力発電所3号機の爆発を受けて経産省の原子力安全・保安院は14日、会見を行い、現在計測できるデータを見る限り、「原子炉の安全は保たれている」と発表した。

 原子力安全・保安院は、半径20キロ圏内にいる住民らに対し、屋内に退避するとともに、安全のため窓を閉めて外の空気に触れないように注意を呼びかけた。

 「東京電力」によると、爆発が起きた際、風は西北西から東南東に向かって吹いており、これは陸側から海側に吹いていることになる。

 3号機は、12日に爆発を起こした1号機よりも大型の原子力発電所。東京電力の資料によると、3号機の原子炉の熱出力は1号機の1.7倍だという。