死者・行方不明者 計7000人以上に
東日本大地震による死者・行方不明者数は、警察や自治体などが把握しているだけで計7000人以上となっている。また、安否がわからない人は2万人を超えている。
警察庁などによると、15日午前0時現在での地震による死者は全国で1897人に上っている。最も多いのは宮城県の785人、次いで岩手県の627人、福島県の431人などとなっている。
宮城県の災害対策本部の席上で「南三陸町内だけで、すでに遺体は1000体以上ある」との報告があった他、宮城県警が「牡鹿半島で1000体を超える遺体を発見した」と発表した。また、仙台市若林区でも、津波で死亡したとみられる200~300人の遺体が発見され、20体が収容されている。
岩手県などによると、今回の地震で安否がわからない人は2万人を超えている。
また、行方がわからなくなっているのは全国で3002人で、岩手県で315人、宮城県で1106人、福島県で1573人などとなっている。