東日本大地震の発生から１週間となった１８日、アメリカ・ニューヨークで犠牲者を追悼する行事が行われた。

　ニューヨークのマンハッタン中心部にある日本総領事館のビルの前では１８日、広木大使や職員が見つめる中、半旗が掲げられた。

　夕方には、ニューヨークの広場で犠牲者を追悼する集会が行われた。ニューヨークに住む日本人だけでなく、多くのアメリカ人が、日の丸や灯をともしたキャンドルを手に被災者のために祈った。中には、涙ぐむ人の姿も見られた。

　参加者らは、日本の人たちが希望を忘れずに、この困難を乗り越えてほしいと口々に訴えていた。