民主党・岡田幹事長は２３日、自民党・石原幹事長と会談し、今月末で期限が切れる子ども手当法を６か月延長するつなぎ法案に賛成するよう協力を求めた。しかし、石原氏は「哲学がまったく違う。賛成できない」と述べ、会談は平行線に終わった。

　民主党は、２５日にも衆議院を通過させたい考えだが、参議院では成立の見通しがたっていない。成立が４月１日以降にずれこめば、中学生以下の子供一人あたり月額１万３０００円を支給する現行の子ども手当は期限が切れ、従来の児童手当が復活することになり、自治体などの混乱が予想される。