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JR貨物 福島に貨物列車で燃料輸送へ

2011年3月23日 22:49

 東日本大地震の影響による燃料不足を受けて、「JR貨物」は23日、26日から運転再開する磐越西線のルートを使い、福島・郡山に向けて貨物列車での燃料輸送を行うことを発表した。

 JR貨物によると、燃料を積み込んだ貨物列車は25日、横浜市の根岸駅から新潟の貨物ターミナル駅に向けて出発し、26日に運転が再開される磐越西線を利用して、郡山の石油ターミナルに運ばれるという。燃料不足が深刻だった岩手方面には、すでに日本海側の羽越線を通るルートで輸送が行われている。

 JR貨物は今後、郡山に向けて1日当たり約600キロリットル、タンクローリー約30台分の輸送を予定しているという。