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仏大統領、31日に来日 震災への支援表明

2011年3月30日 6:37

 フランス・サルコジ大統領が日本時間31日、東日本大震災への支援を表明するため、日本を訪問することになった。

 サルコジ大統領の訪日は、当初の予定にはなかったが、中国訪問後に急きょ実現することになった。今年の主要8か国(G8)と主要20か国・地域(G20)首脳会議の議長国として、日本への支援と連帯を表明するのが目的で、菅首相との会談も行われる予定。

 フランスは「原発大国」として知られ、震災後もいち早く原発政策の継続を表明した。福島第一原発の事故では、「東京電力」が原子力大手「アレバ」などに対し、放射性物質に汚染された水を処理する専門家の派遣などを要請している。会談では、原発事故への対応や支援などについても話し合いが行われるとみられる。