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米大統領 米国の原子力政策変更しない考え

2011年3月31日 8:42

 アメリカ・オバマ大統領は30日、エネルギー政策について演説し、アメリカの原子力政策を変更しない考えを示した。

 オバマ大統領は、30日の演説でクリーンエネルギーとしての原子力の重要性を訴え、アメリカの原子力政策に変更がないことを強調した。

 一方で、福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発を安全に稼働するための国際的な枠組み作りに取り組む考えを明らかにした。また、日本の事故の教訓を、今後の原発の設計や建設の際に生かしていく考えを示した。

 さらに、アメリカの原油輸入量を今後10年間で現在の3分の2に削減する方針を示した上で、国内の油田やバイオ燃料などの開発を積極的に進める意向を表明した。